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平成26年8月15日
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メールマガジンNutrition News 平成26年8月号を
公益財団法人ダノン健康栄養財団(DIJF)からお届けいたします。
※このメールは配信を希望・承諾された方にお送りしています。
※MSゴシックなどの等幅フォントで最適にご覧いただけます。
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☆ INDEX ☆
2. 平成24年度ダノン学術研究助成金受贈者による研究報告
3. 健康・栄養に関する学術情報
「栄養センシングと細胞機能の制御
肥満・メタボリックシンドローム・糖尿病とのかかわり」
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1. DIJFからのお知らせ
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今回は、東京会場(有楽町朝日ホール/東京都千代田区)及び大阪会場(ナレッジシアター/大阪市北区)にて同時開催(双方向同時中継)となります。定員は、東京会場700名、大阪会場300名、先着順にて定員になり次第受付終了させて頂きます。(参加の可否は、参加票の発送をもって代えさせて頂きます。)
当フォーラムは各分野の専門家による最新のデータに基づいた講演が無料で聴講でき、管理栄養士・栄養士その他の方々に実践に活かして頂ける内容という事もあり、毎年ご好評頂いております。また、広々とした会場で最先端の中継技術をご体験頂けるまたとない機会ですので、皆様のご応募お待ちしております!
「平成27年度ダノン学術研究助成金」は7月31日(木)をもって応募受付を終了致しました。多数のご応募をいただき誠に有り難うございました。
受贈者への結果通知は本年12月頃の予定です。また、ホームページ上での受贈者発表は、来年1月頃を予定しております。
▽詳細は↓
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☆「食育出前授業Q&A」… 今月のお悩みは①少食について ②メニューの悩みについて ― 小学生の保護者から多く寄せられた質問・相談に対し、管理栄養士がわかりやすくアドバイスをしています。
┗ https://gohagen.jp/
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日本大学生物資源科学部 食品生命学科 食品生命機能学研究室
高橋恭子 先生
最近、腸内細菌による生体機能の調節が注目され、腸内細菌叢の構成が様々な疾病の罹患リスクに影響を及ぼすことが急速に明らかにされてきました。腸内細菌による生体調節作用の1つが抗アレルギー作用であり、腸内細菌叢の構成がアレルギーの罹患リスクに影響することが報告されています。しかし、その機構については未解明の部分が多く残されています。
アレルギーにおける炎症症状の誘導にはヒスタミンなどの炎症物質を蓄えた顆粒を保持するマスト細胞が中心的な役割を果たします。
マスト細胞は骨髄中で幹細胞から分化し、未成熟な細胞として放出され、定着した末梢組織で終末分化を遂げます。マスト細胞は、アレルギー炎症を誘導する細胞として広く知られる一方、多彩な生理機能を有することが近年明らかにされてきています。特に、皮膚や粘膜など外界と接する組織に多く存在することから、マスト細胞の本来の生理的役割は感染防御であると考えられています。多量の腸内細菌が生息する腸管は、広大な粘膜面を有することから、生体内におけるマスト細胞のリザーバーとして機能すると考えられており、腸内細菌がマスト細胞の終末分化を制御することでマスト細胞の機能、特にアレルギー誘導活性と感染防御活性のバランスを制御している可能性が考えられます。
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では栄養状態を感知して代謝を調節するメカニズムはどうなっているのでしょう?われわれの身体には栄養センシングという機能があり、栄養素自身が細胞の構成材料やエネルギー源としてだけでなく、細胞内シグナル伝達物質として代謝調節の役割を果たしていることが明らかになってきました。
今回はその分子メカニズムをメタボリックシンドロームと関連して解説した論文を紹介します。
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【発行】公益財団法人ダノン健康栄養財団
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