第15回ダノン健康栄養フォーラム
「これからの健康づくりをどう支えるか」
アンケート結果
平成25年9月28日(土)、有楽町朝日ホールにて第15回ダノン健康栄養フォーラムが開催されました。「健康日本21(第2次)」を踏まえて、健康に関する問題や我が国の健康対策をどのように捉え、これからの健康づくりをどのように支えていくかについて、「時間栄養学」「運動」「メンタルヘルス」「地域連携」など様々な切り口から、各方面で活躍されている先生方にご講演いただきました。会場には600名を超える参加者が来場され、盛況のうちに終了しました。
今回は、第15回ダノン健康栄養フォーラムのアンケート結果(回答数=397)をご紹介します。
参加者の職業
参加者の職業は、管理栄養士・栄養士が大多数を占めており、次いで「教育関係者」「医療関係者」との回答が多く見られました。「その他」として「健康運動指導士」「保健師」「食品メーカー」「公務員」「調理師」など様々な回答が見られ、「これからの健康づくり」という大きなテーマへの強い関心が伺える結果となりました。
フォーラムの内容について
第15回ダノン健康・栄養フォーラムの内容については、「大変良かった」が38%、「良かった」が51%であり、89%の参加者が「良かった」と回答しました。その理由としては、講演テーマが興味深かったこと、現場に活かせる内容だったこと、新しい知識を得ることができたことなどが多く挙げられました。
栄養士が現場で必要としている知識やスキルについて
栄養士が現場で必要としている知識やスキルについて、自由記載方式によるアンケート回答をキーワード別に集計しました(複数回答あり)。
最も多かったのは「栄養指導やカウンセリング」「コミュニケーション能力」に関する回答です。栄養に関する専門知識の必要性を前提に「対象者に分かりやすく説明する」「対象者の気持ちに寄り添い、行動変容を促す」などのスキルの重要性が強く認識されているようです。次いで「疾患や臨床栄養」「エビデンスに基づいた栄養知識」に関する回答が多く見られました。他にも様々な回答が見られ、主な参加者である管理栄養士・栄養士に求められるスキルの幅広さが伺える結果となりました。
今後のフォーラムで取り上げて欲しいテーマ
今後のダノン健康栄養フォーラムで取り上げて欲しいテーマについて、自由記載方式による回答をキーワード別に集計しました(複数回答あり)。
※「ライフステージ別の栄養」回答数内訳:妊産婦(3)、子ども(10)、高齢者(14)