2018/06/15

Vol.168 (3) 健康・栄養に関する学術情報「食品ペプチド(タンパク質分解物)が血糖を制御する可能性」

 食品中のタンパク質は発酵の過程や食べた後に酵素分解され、ペプチドやアミノ酸が生成されます。ペプチドはアミノ酸の供給源としてだけでなく、生体内で様々な生理効果を発揮することが明らかにされ、いくつかは特定保健用食品や機能性表示食品として利用されています。

 一方、耐糖能障害を防ぐには食後の急激な血糖上昇を抑えることが重要です。これには糖質の消化・吸収の抑制・遅延、インスリンの分泌の亢進などの方法が考えられます。今回は食品由来のペプチドの食後血糖の上昇抑制についての研究の解説論文を紹介します。

▽続きは↓
https://danone-institute.or.jp/mailmagazine/34287/

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