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平成27年9月15日
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メールマガジンNutrition News 平成27年9月号を
公益財団法人ダノン健康栄養財団(DIJF)からお届けいたします。
※このメールは配信を希望・承諾された方にお送りしています。
※MSゴシックなどの等幅フォントで最適にご覧いただけます。
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☆ INDEX ☆
2. 平成25年度ダノン学術研究助成金受贈者による研究報告
3. トピックス
「食育の現状と課題を考える-食育に関する意識調査報告書より-」
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1. DIJFからのお知らせ
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*申込方法:当公式HPの「ダノン健康栄養フォーラム」ページ下部にある「HPから申込む」をクリックし、入力フォームに必要事項をご入力下さい。
※フォーラムライブ配信の「事前登録を希望する」にチェックをお忘れなく。
事前登録された方には、9/18(金)から順次視聴に必要な情報(視聴用アドレスおよびパスワード等)をご登録のメールアドレス宛てに送信予定です。
☆「食育出前授業Q&A」… 今月は「学校給食の牛乳の他に乳製品は取った方がよい?」と「主食(ごはんやパンのみ)の朝食でも大丈夫?」についてです。食育授業で多く寄せられた質問を毎月ご紹介しながら管理栄養士がわかりやすくアドバイスをしています。
┗ https://gohagen.jp/
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腸管はヒトがもつ最大の免疫器官とも言われており、パイエル板(PP)、粘膜固有層(LP)や腸間膜リンパ節(MLN)などの腸管関連リンパ組織(GALT)に多くの免疫細胞が存在します。消化管には、安全で無害な栄養物を取り入れるほかに疾病につながる病原菌なども侵入してくるので、取り込まれた物質について安全か危険かを的確かつ迅速に識別しなければなりません。腸管の恒常性維持は、食物成分や腸内細菌などのさまざまな管腔内物質と腸管上皮細胞や免疫細胞との相互作用で調節されており、腸管上皮細胞と免疫細胞間での連携も非常に重要です。近年、腸管粘膜免疫系において上皮細胞との関わりが特に注目されているのが、抗原提示細胞の一種である樹状細胞です。
一方、免疫系に作用する腸管内因子の重要なものにプロバイオティクスが知られています。Bifidobacterium、Lactobacillus sp. などのプロバイオティクスは小腸での炎症を防ぐ作用を期待されています。マウス結腸由来上皮細胞株にある種のプロバイオティクスを与えると、上皮細胞中のストレスタンパク質 (Stress protein あるいは、熱ショックタンパク質 Heat shock protein (Hsp))の発現が亢進されるという報告があります。ストレスタンパク質Hspは、生物進化の過程で獲得した生体防御に欠かせないハウスキーピングなタンパク質です。近年、Hspには、免疫応答の引き金となる抗原としての機能だけでなく、炎症による組織の損傷を防止することも見出されてきており、炎症性疾患のコントロールにおける重要性が指摘されています。生体防御に必須の物質であるが故に、生物間の情報交換の物質として広く利用してきた可能性も考えられることを想定し、本研究では、腸内細菌のHspに着眼して、それが消化管内の恒常性維持に果たす役割について腸管上皮細胞と粘膜組織の免疫細胞に及ぼす影響を考察しました。
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今回は、このうち「食生活・生活習慣」についての調査結果を中心に取りあげるとともに、食育の現状と課題について考えてみたいと思います。
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【発行】公益財団法人ダノン健康栄養財団
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